みなさん、こんばんは。
昨日は大まかにJAF公認レースで使用されている車種を紹介しましたが、今日は私の独断と偏見でタイプ別におすすめのカテゴリーを紹介したいと思います。
モータースポーツ初心者
モータースポーツを初めて日が浅い、もしくは今までモータースポーツ経験はないけれどレースを楽しみたい人は、迷うことなく“ナンバー付きツーリングカー“です。さらに絞り込むと自動車メーカーがバックアップしているカテゴリーが良いでしょう。2020年現在だと、「ロードスターパーティレース」「N-ONEオーナーズカップ」「ヴィッツレース(2021年以降のヤリスカップ)」の3択になるでしょう。車種は普段の使い勝手等を考慮して選ぶで問題ないと思います。おすすめする1番の理由は初心者向けのスクールや講習会が充実しているところと、メンテナンスにおいてもディーラー整備が可能なところです。
モータースポーツ中級者
走行会やJAF非公認レースの出場経験がある人で漠然とステップアップしたいと思っている人、このタイプが1番JAF戦への二の足を踏んでいるように感じます。二の足を踏む理由は明確で、ナンバー付き車両だとトラックスピード(ラップタイム)が落ちるから避けたい。かと言ってナンバー無し車両はハードルが高いと思い込んでいるのだと思います。このタイプの方々にはズバリ「レンタルVITA」をおすすめしています。VITAならばトラックスピードはツーリングカーでは簡単に出せないレベルですし、レンタル車両の準備はショップが行ってくれるのでハードルは極めて低いです。
おすすめカテゴリー(サーキットごと)
先に書いたカテゴリーは地域的な少ないものを紹介しました。ナンバー付き車両は自走してサーキットに行けますし、VITAはほぼ全てのサーキット(SUGO除く)で開催されています。対してナンバー無しツーリングカーは運搬が大変なのでホームコースを決めてサーキット近くのガレージに腰を据えて準備するのが一般的です。サーキットごとの台数が集まっているレースを選ぶことも重要です。筑波サーキットと富士スピードウェイならば「スターレット」が多くは無いもののレースが成立しています。ツインリンクもてぎと鈴鹿サーキットならば「シビック」になります。
更なるステップアップを狙う場合
JAF戦選びを悩むSNSのコメントで、ステップアップを見据えてカテゴリーを考えている方をたまに見かけますが、ステップアップにカテゴリーは関係無いというのが私の中の結論です。速ければステップアップできるという考え方も違うような気がします。もちろん遅いのは論外ですけどね。だからまずは今出場できる1番難しいと思うレースに挑戦しましょう。
この手の話は書き始めると止まらなくなるので、金曜日に追加版書こうと思います。今日は割と正論でまとめましたが金曜日は・・・
◆ちゃっく鈴木