みなさん、こんばんは。
装備品の選び方の第2回目はレーシンググローブです。グローブはステアリング操作時に汗などで滑らないようにするのと同時に、FIA認証の規格品は燃えにくい難燃素材で覆うことで出火事故での火傷のリスクを低減させます。
ハンドルとの相性
グローブに関してはハンドルと接する装備品なのでハンドルとの相性を見ておく必要があります。滑り止めの有り無しはドライバーによって好みが分かれるところかと思いますが、グローブとハンドルの材料の組み合わせで滑る滑らないが変化するためグローブ買いに行く時はハンドル持参で行くことをお勧めします。これ大真面目です。
プロテクターの有無
ツーリングカーだとあまり必要にはならないのですが、狭いコックピットのフォミュラーカーの場合はシフト操作やその他の計器を操作するときに手の甲を打つ時があります。そんな場合は手の甲の材料にも気を配る必要があります。布が2重になっていたり、露骨にプロテクターになっているものもあります。
内縫いか外縫い
最近のレーシンググローブは外縫いでも縫い合わせの処理が綺麗で外縫いのネガティブ要素が全く無いので外縫い一択になってますね。一応外縫いの何が良いのかを補足しておくと、グローブと指先の密着度が高くなるのでステアリング操作のダイレクト感が増します。逆に内縫いはクッション性が増すので先に書いた指先のプロテクターの効果がありますが、サーキットドライブだとあまり必要ないかと思われます。
レーシンググローブも大事に扱えば5年くらいは平気で使い続けられますが、先に書いた2項目はクルマとの相性でもあるので、乗るクルマが変わった時は今使っているグローブが適切なのか一度見直してみたほうが良いかもしれません。
◆ちゃっく鈴木