みなさん、おはようございます。
今週のテーマはレース前日にありがちなセッティングの方向性についてです。テーマの詳細は日曜日に紹介しているので下記をご覧ください。
今日はセットBの“乗りやすいけどベストに対して0.1秒遅いセット”について考察していきます。
Twitterのアンケート結果では2番目に多い38%の票がセットBに入りました。
安定セットは本当に安全か?
セットBを選んだ人はレースやサーキット走行の潜在的なリスクを考えている人が多いのかなと思います。そもそもレースやサーキット走行することにリスクが伴っている事を忘れてはいけません。セッティングは安定しているかもしれませんがクラッシュのリスクがゼロになるわけではありません。レースに出始めると忘れがちになりますが初心は忘れないようにしましょう。
その0.1秒 ドライバーでなんとかならない?
もちろん0.1秒遅いからって諦めてはいないですよね?セッティングでリスクをとらないならばドライビングで新しい試みをしやすいですよね?一見リスクが低いと思われるセットBはドライビング側のリスクを自分でコントロールできるところが利点です。
ノーペイン・ノーゲイン
ドライビング側のリスクコントロールができるのに、ノーリスクで同じ走り方ばかりしてはいませんか?ノーアタック・ノーチャンス。リスクなしで良い成績が出るほどレースは甘くありません。攻める気持ちは忘れないようにしましょう。
◆ちゃっく鈴木