みなさん、おはようございます。
今週はモータースポーツとストレスについてお送りしています。
参加型モータースポーツにおいてストレスを感じてしまう理由のひとつめは、
「自分への期待値」
です。
サーキットを走れば誰しも“速く走りたい”“上手く走りたい”と思うのは必然だと思います。
“速い自分”“上手い自分”を期待すればするほどサーキットを走った後に落胆する訳です。
「こんなはずじゃない!」
「自分はなんて情けない走りしかできないんだ・・」
などなど・・・どんなふうに思うかは人それぞれですが、この期待値とのギャップがストレスになる人は多いでしょう。
このストレスを軽減させるには、期待を超える走りをするか、期待値を下げるか。どちらかしか手がありません。
前者ができているなら苦労はないので、選択肢は後者に絞られます。
では自分への期待値をどう下げるのか。
1.幻想を捨てる
毎度毎度の走行で自分の期待通りの走りができてないのだとすると、その“理想”は“幻想”の可能性があります。初心者ドライバーと話しているとたまにあるのが、プロドライバーでも不可能な事を理想として掲げている場合です。それはいくら走り込んでも理想を叶えることは不可能です。定期的に理想の走りは先輩ドライバーと話してダメ出ししてもらうのがいいでしょう。
2.己の下手さを認める
幻想を捨てて現実的な理想を掲げても、その理想と現状の乖離が多いと理想に辿り着くのは何年先になるかわかりません。自分の運転は自分で思っているよりもはるかに下手です。それを受け入れないと実現可能な理想を掲げることができません。まずは自分で今できていると思っている所を目標にしてみてください。できていると思っていること、実はできていないかもしれませんよ。
今日の話はサーキット走る上での基本マインドです。次にやってくるストレスは現実的なタイムや順位です。明日の更新をお楽しみに。
◆ちゃっく鈴木